Keeper.ll
柵をくぐりぬけ一安心と思ったところで唐突に殴りかかられる。
「お前見ない顔だな。」
身長は私より圧倒的に大きい!、という訳では無い。こちらも168あるので。せいぜいこの目の前の男も170そこらだろう。
『最近入学したもので。アンタの顔も知らないですけどね。』
いやほんとに誰だよ。
相手は怒ったのか蹴りを入れてくるのでそれを交わす、間髪入れずに次は殴りに来たので軽くいなした。おかげで胴が一瞬まる空き。そこでこちらも拳を叩き込む。
一発退場することが出来るようなそんな重さ。
『はい、俺の勝ち。』
「クソ…がよッ…」
相手は別に弱いわけではないけと希望さんを指標にすればここにいる全員弱い。
『端によって立てるようになり次第ギブアップしたら?巻き込まれるよ』
「分かって、る、」
『じゃ次行くからまた。…あ、』
「あ?」
次はどこに行こうか。こういう時は大抵相手側からかかってくることしか経験がないもので悩んでしまうがその前にひとつ。
『今すぐは無理だろうけど、出来る限り動けるくらいには回復して。早くね。』
やりすぎたら戦力が削れるのを忘れていた。
そう言い捨てて周りをみる。もちろん背後の気配への警戒も怠らない。とりあえず1番に確認することは神龍のメンツがどこにいるか!