eternal〜守りし者〜
将季の止血の甲斐あって、一命を取り留めた克徳は視力と利き腕を失い母、香音の手を借りねば儘ならぬ暮らしとなった。自害しようにも、部屋には布団のみ…。その他の物は全て排除され、香音が付きっきりとなった。
『そなたが死ぬ事など許されません。それが償いだと…ならば、母も共に償います…。』
克行がこの世を去った後の25年…香音は克徳の最期を看取るまで…その生涯を全うしたのだ。息子を生きて帰してくれた将季に、心から感謝すると共に…その命を世話をする事で取り戻した親子の絆…"償いに当てた人生も悪くは無かった"と言い残して逝った息子の側で眠る様に息を引き取った。
大吾の墓に手を合わせる空我に、佐護路は笑みを浮かべた。
『やっと、妙の元へ行けたと喜んでるやも知れんのぉ…。』
『…………ん?』
『…俺はな…大吾に唯一勝てなかった事がある…。』
『えっ?…師匠が?』
『妙だけは俺のものにはならなかった…。』
『えっ?…し…師匠ッ…どう言う…?』
苦笑う佐護路に空我は驚いた。
『負けたんだよ、最大の恋敵に。』
そう言って立ち去る佐護路に驚きを隠せない空我はオロオロしながらも佐護路を負った。
『えっ?………えぇ〜ッ!?ちょッ…し…師匠ッ!?何ですッその話ッ!』
『そなたが死ぬ事など許されません。それが償いだと…ならば、母も共に償います…。』
克行がこの世を去った後の25年…香音は克徳の最期を看取るまで…その生涯を全うしたのだ。息子を生きて帰してくれた将季に、心から感謝すると共に…その命を世話をする事で取り戻した親子の絆…"償いに当てた人生も悪くは無かった"と言い残して逝った息子の側で眠る様に息を引き取った。
大吾の墓に手を合わせる空我に、佐護路は笑みを浮かべた。
『やっと、妙の元へ行けたと喜んでるやも知れんのぉ…。』
『…………ん?』
『…俺はな…大吾に唯一勝てなかった事がある…。』
『えっ?…師匠が?』
『妙だけは俺のものにはならなかった…。』
『えっ?…し…師匠ッ…どう言う…?』
苦笑う佐護路に空我は驚いた。
『負けたんだよ、最大の恋敵に。』
そう言って立ち去る佐護路に驚きを隠せない空我はオロオロしながらも佐護路を負った。
『えっ?………えぇ〜ッ!?ちょッ…し…師匠ッ!?何ですッその話ッ!』