eternal〜守りし者〜
鈴は夕日の差し込む部屋でそっと唇に手を添えた。そして、立ち上がると部屋を行ったり来たりウロウロし出した。
『…え?…………えっ?』
鈴は両手で顔を覆った。
『鈴様、お食事をお運び致しました。』
『えっ!?あっ!はいッ!』
女中に驚く鈴を見て、その女中もまた驚いていた。
『あ…ありがとう。』
そう言って食事を部屋へ運ぶと、鈴は頬をパンパンッと二度叩き"頂きます"と手を合わせた。なかなか箸が進まぬ鈴は、ふと視線の先で風呂敷の中からはみ出る何かに気が付いた。
それをスゥ〜と抜きとると"鈴へ"と書かれた文であった。中を開くとそれは、お凛からの文だと分かった。鈴はその手紙を一気に読んだ。その内容とはこうだ。
鈴へ
私が此処へ来てからというもの
鈴は初めから私を笑顔で出迎えてくれました。今思えば…あの頃、鈴に辛い想いをさせていたのではないかと思うと胸の奥が締め付けられる程です。初夜の晩、私はいざとなると身体が震え土壇場で頭を下げ、将季様にこうお伝えしました。"死をも覚悟で申し上げます。里に待ち人を残して参りました。この身はそのお方の為に御座います。此処へ来てこの様な無礼を振る舞う事をお許し下さい。例え死人となって里へ戻る事となったとしても汚れなきまま待ち人の元へ返して頂きとう御座います。"
『…え?…………えっ?』
鈴は両手で顔を覆った。
『鈴様、お食事をお運び致しました。』
『えっ!?あっ!はいッ!』
女中に驚く鈴を見て、その女中もまた驚いていた。
『あ…ありがとう。』
そう言って食事を部屋へ運ぶと、鈴は頬をパンパンッと二度叩き"頂きます"と手を合わせた。なかなか箸が進まぬ鈴は、ふと視線の先で風呂敷の中からはみ出る何かに気が付いた。
それをスゥ〜と抜きとると"鈴へ"と書かれた文であった。中を開くとそれは、お凛からの文だと分かった。鈴はその手紙を一気に読んだ。その内容とはこうだ。
鈴へ
私が此処へ来てからというもの
鈴は初めから私を笑顔で出迎えてくれました。今思えば…あの頃、鈴に辛い想いをさせていたのではないかと思うと胸の奥が締め付けられる程です。初夜の晩、私はいざとなると身体が震え土壇場で頭を下げ、将季様にこうお伝えしました。"死をも覚悟で申し上げます。里に待ち人を残して参りました。この身はそのお方の為に御座います。此処へ来てこの様な無礼を振る舞う事をお許し下さい。例え死人となって里へ戻る事となったとしても汚れなきまま待ち人の元へ返して頂きとう御座います。"