eternal〜守りし者〜
佐護路が鈴の元へと駆け寄ると、呼遙と戦う鈴の目に涙が見えた。と同時に涙を浮かべる呼遙に手出し無用と判断した。そこへ駆け付けた空我はただただ驚くばかりだ。
『どうなってる?これは…?』
『空我、殿を。』
『はッ!』
空我は状況を読み込めないまま斬馬と激闘する将季の元へ合流した。
鈴と呼遙の戦いは互角。両者技は違えどどちらが勝ってもおかしくは無い。流石双子…そう言わざるおえん争いであった。攻め入る雑魚を軽く遇らいながら佐護路はその戦いを見守った。
鈴は争いの中で、心言(しんごん)という能力に気付いた。心言とは相手が念じた思いを汲み取る事の出来る能力でこれが出来る者はほぼ居ない。まるで伝説の様な能力だ。
…鈴…どうか…その手でこの命終わらせて…
呼遙の声が聞こえた鈴。
鈴の僅かな異変に気付く佐護路は目を凝らした。
『……わかったよ…呼遙…。』
鈴はそう囁くと大きく息を吸い込み目を閉じた。ゆっくりそれを吐き出し目を開けた鈴が一気に駆け出すと構えていた呼遙は後一歩という所で構えを止め両手を大きく広げた。まるで鈴を抱きしめる様に受け止めた呼遙に鈴同様、それを見た佐護路までもが戸惑った。鈴の手に握られた短剣が呼遙の腹を突き刺していた。
『どうなってる?これは…?』
『空我、殿を。』
『はッ!』
空我は状況を読み込めないまま斬馬と激闘する将季の元へ合流した。
鈴と呼遙の戦いは互角。両者技は違えどどちらが勝ってもおかしくは無い。流石双子…そう言わざるおえん争いであった。攻め入る雑魚を軽く遇らいながら佐護路はその戦いを見守った。
鈴は争いの中で、心言(しんごん)という能力に気付いた。心言とは相手が念じた思いを汲み取る事の出来る能力でこれが出来る者はほぼ居ない。まるで伝説の様な能力だ。
…鈴…どうか…その手でこの命終わらせて…
呼遙の声が聞こえた鈴。
鈴の僅かな異変に気付く佐護路は目を凝らした。
『……わかったよ…呼遙…。』
鈴はそう囁くと大きく息を吸い込み目を閉じた。ゆっくりそれを吐き出し目を開けた鈴が一気に駆け出すと構えていた呼遙は後一歩という所で構えを止め両手を大きく広げた。まるで鈴を抱きしめる様に受け止めた呼遙に鈴同様、それを見た佐護路までもが戸惑った。鈴の手に握られた短剣が呼遙の腹を突き刺していた。