eternal〜守りし者〜
『…ありがとう…姉ちゃん…。』

そう言って崩れ落ちた呼遙を鈴は抱き抱えた。

『……呼遙?……呼遙ッ!!』


鈴は微笑む様に目を閉じる呼遙の涙を拭った。


声にならない声を上げる鈴に佐護路は寄り添った。


『…お前の手で逝けた事に悔いは無い。そうゆう顔をしてる。』


『……声が…聞こえた…呼遙の声が…。だから……もう…終わらせてあげたかった…。』


『……やはり…心言だったか…。』



鈴は呼遙の手を胸の上で重ね立ち上がった。
佐護路と共に将季の元へと向かうと斬馬が音を立てて倒れた。将季と空我は鈴の顔を見ると安堵した。


『一気に攻めましょうぞッ!殿ッ!』

大吾が叫ぶと、皆目指すは将軍 玉城 快晴の元へと向かった。すると、敵軍の鉄砲隊によって一斉に弾を放たれた。とっさに将季を囲む鈴達。そんな中、弾の1つが空我の肩を撃った。


『空我ッ!!』

将季は空我を支えた。

鈴は空我を気にしながらも佐護路と共に弾を遮る為短剣で跳ね返し続けた。


『悪い…油断した。』

『立てるか?』

『あぁ…ここぞと時にいつもこれだ。』

苦笑う空我に将季は安堵した。
立ち上がると空我は将季の肩を掴んでこう言った。

『誰に何があってもお前は先に進め。そして必ず快晴を討て。』

将季は鈴に視線を向け答えた。

『あぁ。鈴以外はな。』
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