eternal〜守りし者〜
それから季節は夏へと変わり、鈴に妊娠の兆候が見られると直ぐにおさじが呼ばれた。鈴の世話係としても仕える紗江は祈る様におさじの診断に耳を傾けた。
『…間違い無くご懐妊に御座いましょう。』
その言葉に鈴は感動するばかり言葉にならなかった。紗江は喜びのあまり一瞬取り乱すと直ぐに我に返りそれを将季の待つ部屋へと伝えに向かった。この時ばかりは、普段"廊下を走ってはなりませぬ!"と城の女子達に言い聞かす紗江も自然と小走りになった。
『失礼致します。』
紗江の声に将季はもちろん、男衆は緊張のあまり静まり返った。スッと襖を開けた空我に紗江は耳打ちをした。振り返った空我。
『お鈴様、ご懐妊に御座います殿ッ。』
笑顔で伝えたその言葉に将季は立ち上がり喜んだ。
『誠か紗江ッ!?』
『はいッ!おめでとう御座います殿ッ!』
『そうかぁ!鈴を頼むぞ紗江ッ!』
『はいッ!』
大吾は両手を挙げて喜び泣き出した。そんな大吾を笑いながらも将季は空我に右手を差し出し、空我もその手をしっかり握り抱き合った。
『おめでとう御座います殿。後はご無事にお生まれになる事を願うばかりです。』
『あぁ…鈴ならきっと、元気な子を生んでくれるさ。大丈夫だ。』
『はいッ!』
空我は、自分の立場をわきまえ、もうすっかり言葉遣いこそ変わってしまったが…2人の間には今も変わらぬ絆がそこにあった。
『…間違い無くご懐妊に御座いましょう。』
その言葉に鈴は感動するばかり言葉にならなかった。紗江は喜びのあまり一瞬取り乱すと直ぐに我に返りそれを将季の待つ部屋へと伝えに向かった。この時ばかりは、普段"廊下を走ってはなりませぬ!"と城の女子達に言い聞かす紗江も自然と小走りになった。
『失礼致します。』
紗江の声に将季はもちろん、男衆は緊張のあまり静まり返った。スッと襖を開けた空我に紗江は耳打ちをした。振り返った空我。
『お鈴様、ご懐妊に御座います殿ッ。』
笑顔で伝えたその言葉に将季は立ち上がり喜んだ。
『誠か紗江ッ!?』
『はいッ!おめでとう御座います殿ッ!』
『そうかぁ!鈴を頼むぞ紗江ッ!』
『はいッ!』
大吾は両手を挙げて喜び泣き出した。そんな大吾を笑いながらも将季は空我に右手を差し出し、空我もその手をしっかり握り抱き合った。
『おめでとう御座います殿。後はご無事にお生まれになる事を願うばかりです。』
『あぁ…鈴ならきっと、元気な子を生んでくれるさ。大丈夫だ。』
『はいッ!』
空我は、自分の立場をわきまえ、もうすっかり言葉遣いこそ変わってしまったが…2人の間には今も変わらぬ絆がそこにあった。