eternal〜守りし者〜
そしてこれまでに無い最大の合戦が始まったのだ。そして将季は皆にこんな事を話した。


『皆、己の守るべき者の為に戦え!そして、生きろッ!!万一、我首が取られようと同じ事。どうか、生きる事を諦めないでくれッ!それだけは忘れるなッ!!』


将季もまた、師匠佐護路の教えを胸に声を上げた。


次々に敵軍を倒して行く中で、次々に倒れて行く味方勢…それでも将季達は前に進むしか無かった。佐護路や大吾も同じ事。空我はひと時も将季の側を離れる事は無かった。

敵軍、皆狙うは将季の首。万一の時は死をも覚悟でお守りする。それが空我の最大の役目。2人は戦前こんな会話を交わした。

『殿、何があっても私が必ずお守り致します。と言っても…頼りなくお思いかもしれませんが、この命この日の為に生かされたのだと思っております。』

『何を申す空我…。この戦が終わったら、お前にも祝言をと思っておるのに…。』

『…しゅ、祝言ッ!?この私が…ですか?』

『あぁ、何を驚く事がある?お前にも人並みの幸せというものを知って欲しい…。紗江はどうだ?良き母になると思うが…。お前と共に将呼や沙莉と遊び回る姿を見ていると、いい夫婦になるのではと…鈴と2人でよく話しておった。』
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