世界No.1の総長と一輪の花 エイプリルフール特別編
「…し、詩優───」
「花莉とお揃いになんなかったな」
言いかけた言葉は詩優によってかき消され…
彼の放った言葉がまたぐさりと私の胸に刺さった。
…私が軽率に言った嘘のせいだけど……。
こ、こうなったらエイプリルフールの嘘だったと正直に言ってちゃんと謝ろう…
「あ、あのね、詩優。実は───」
「金髪の花莉も見てみたかった」
またしても最後まで言う前に言葉をかぶせられた。
ぐさりと私の胸に刺さる詩優の言葉。
嘘をついた申しわけなさでいっぱいになっていく……。
早く謝らなきゃ、なんて思った時に彼は私よりも先に口を開いて。
「俺だけ金髪なのはさみしーけど、花莉がもっと可愛くなったからいいか。
でもやっぱ、花莉の金髪姿見たかったなー。今のままでも充分可愛いけど、金髪も絶対可愛かったんだろうな」
ここで詩優からの連続攻撃。
いろんな言葉が胸に刺さりすぎて……
詩優と目を合わせることができなくなり、下を向いて反省。