世界No.1の総長と一輪の花 エイプリルフール特別編
「俺も今日、竜二と用事あってさ。駅前通ったらたまたま花莉たちが見えた。花莉は『美容院のあとにカフェに行ってくる』って俺にメールしてただろ?
カフェにいた花莉はいつもの髪色の花莉だったから…そん時に花莉の嘘に気づいたってわけ」
み、見られてたなんて……
なんという大失敗……
私の嘘がわかっていたなら…なんで、なんで
「なんで詩優は髪染めたの!?」
嘘だとわかっていたならそんなことをする必要はなかったはずだ。
それとももしかして…本当に髪を染めたかったとか!?
「花莉に仕返ししてやろうかと思って」
そう言った詩優の口角が上がっていて。
その言葉が本当なんだとわかった。
し、仕返し!?
「し、仕返しのためにほんとに髪染めるなんて……馬鹿詩優だよ……」
あんなに綺麗な黒髪だったのに……
金髪もいつもと違っていいと思うけど……詩優はやっぱり黒髪が1番似合う。