世界No.1の総長と一輪の花 エイプリルフール特別編
「花莉は俺の黒髪と金髪、どっちが好き?」
そんなことを聞いてきた詩優。
私は迷わずに
「黒髪…」
と即答。
「そっか。じゃあ黒髪にしてくる」
詩優はそう言って脱衣所に向かい…───
服を脱ぎ始めた。
「え、え、え!?」
な、なに!?
な、なんで服、脱いで…
「ん?花莉も一緒に入る?」
服を脱いで半裸になった詩優は口角を上げたまま私を誘ってくる。
「は、入るって……どこに…」
「風呂に」
「な、なんで…?」
「花莉が黒髪のほうが好きって言うから、黒髪に戻しに」
「じ、自分で染めるの…?」
「んー。秘密」
…秘密って!?
自分で黒染めする以外になにがあるの…!?
考えていたら詩優はもう一度
「一緒に入る?」
と面白がって聞いてくるから…私は
「入らないよっ!!」
と言ってからリビングに走って逃げた。