あなただったんだ
そして、17時をわずかに過ぎたころ。
「お疲れ様~っす!!」
という豊の明るい声が響いてきた。
どきんっ。どきんっ。心臓がパンクしそうだ。豊くんを・・・誘う。
単調な事務作業をしながら、時間が過ぎるのを待つ。悠也のことはもうどうでもいい。悠也は、私に何があったのか、興味津々な感じだ。顔がかすかに上気しているのが彼にも分かるらしい。それが、自分に対するものでないことも・・・気付いている。
淡々と着々と仕事を終え、5時半に
「お先に失礼しまぁす!」
と声をかけて、営業部へと急ぐ。豊はまだ、仕事をしているようだ。
豊がデスクを離れた隙に、彼のパソコンに付箋を貼った。
「豊くん 今日、よかったら、夕食一緒に食べませんか?どこで待ったらいいか分からないので、社員食堂で待ってます 奈菜」
ピタッと張ると、急いで部屋を出る。
「え?奈菜ちゃん?」
後ろ姿・・・。付箋に気づいて。
「直接、言ってくれればいいのに・・・照れ屋だな、奈菜ちゃん」
ふっ、と笑う豊だった。大急ぎで残務を済まさなければならない。それにしても、30分はかかりそうだ。ごめん、奈菜ちゃん。
「お疲れ様~っす!!」
という豊の明るい声が響いてきた。
どきんっ。どきんっ。心臓がパンクしそうだ。豊くんを・・・誘う。
単調な事務作業をしながら、時間が過ぎるのを待つ。悠也のことはもうどうでもいい。悠也は、私に何があったのか、興味津々な感じだ。顔がかすかに上気しているのが彼にも分かるらしい。それが、自分に対するものでないことも・・・気付いている。
淡々と着々と仕事を終え、5時半に
「お先に失礼しまぁす!」
と声をかけて、営業部へと急ぐ。豊はまだ、仕事をしているようだ。
豊がデスクを離れた隙に、彼のパソコンに付箋を貼った。
「豊くん 今日、よかったら、夕食一緒に食べませんか?どこで待ったらいいか分からないので、社員食堂で待ってます 奈菜」
ピタッと張ると、急いで部屋を出る。
「え?奈菜ちゃん?」
後ろ姿・・・。付箋に気づいて。
「直接、言ってくれればいいのに・・・照れ屋だな、奈菜ちゃん」
ふっ、と笑う豊だった。大急ぎで残務を済まさなければならない。それにしても、30分はかかりそうだ。ごめん、奈菜ちゃん。