授かったら、エリート弁護士の愛が深まりました
――スカイツリーの展望台が閉まるまでまだ時間があるから行ってみないか?
そう言われて事務所を後にした私たちはスカイツリーにやって来た。
「私、ここに来るの初めてです」
「ならよかった」
桜の季節もあっという間に終わり、葉桜へと移り変わってきた。今日も雲ひとつない晴天だったおかげで、目の前に広がる夜景のパノラマが一層煌めいて見えた。
「あ、あそこに見えるのって東京タワーですよね? ここから見るとすごく小さく感じるなぁ」
辺り一面に星屑をちりばめたような絶景に胸が躍る。子どもみたいにはしゃいでしまい、そんな私を見て黒川さんがやんわりと目を細めた。
「こんなに喜ぶとは思わなかったな。ほかにもプラネタリウムや水族館もあるんだ。今日は遅いからまた今度行ってみるか?」
「はい! 是非」
そう言われて事務所を後にした私たちはスカイツリーにやって来た。
「私、ここに来るの初めてです」
「ならよかった」
桜の季節もあっという間に終わり、葉桜へと移り変わってきた。今日も雲ひとつない晴天だったおかげで、目の前に広がる夜景のパノラマが一層煌めいて見えた。
「あ、あそこに見えるのって東京タワーですよね? ここから見るとすごく小さく感じるなぁ」
辺り一面に星屑をちりばめたような絶景に胸が躍る。子どもみたいにはしゃいでしまい、そんな私を見て黒川さんがやんわりと目を細めた。
「こんなに喜ぶとは思わなかったな。ほかにもプラネタリウムや水族館もあるんだ。今日は遅いからまた今度行ってみるか?」
「はい! 是非」