twilight sinfonia
で、リビングでイチャコラしている2人に「ごめんね、瀬那の家行ってくる」と声をかけて玄関で靴を履いた瞬間に、瀬那からLINEが入った。
『今家の前にいる』
ホラーかな?
ドアを開けるといつもの風に見える瀬那。
何かがあった風には見えない……けど。
「なんかあった?」
「……いや、別に」
じゃあ単純に周期的なやつか。
とりあえず、瀬那の家に向かって歩き出す。
さりげなく荷物を持ってくれるあたり、さすが瀬那だと。
「一応もう一回だけ聞くけど。
何があった?」
「……あー。うん。……なんか、データぶっとんで病んだ」
「……は?」
普通になんかあったとかいうレベルじゃなかった。
割と死活問題だった。
「今回作ってたやつだけ?」
「うん、そう」
「バックアップは?」
「初期にメロディー作ってバックアップ取ったけどそこから連続作業で保存1ミリもしてないから」
「あー……どこまで終わってた?」
「ほとんど楽器当て終わってた」
『今家の前にいる』
ホラーかな?
ドアを開けるといつもの風に見える瀬那。
何かがあった風には見えない……けど。
「なんかあった?」
「……いや、別に」
じゃあ単純に周期的なやつか。
とりあえず、瀬那の家に向かって歩き出す。
さりげなく荷物を持ってくれるあたり、さすが瀬那だと。
「一応もう一回だけ聞くけど。
何があった?」
「……あー。うん。……なんか、データぶっとんで病んだ」
「……は?」
普通になんかあったとかいうレベルじゃなかった。
割と死活問題だった。
「今回作ってたやつだけ?」
「うん、そう」
「バックアップは?」
「初期にメロディー作ってバックアップ取ったけどそこから連続作業で保存1ミリもしてないから」
「あー……どこまで終わってた?」
「ほとんど楽器当て終わってた」