悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
互いに相手に気兼ねしていて、ちょっとのすれ違いが、大きな溝になってしまった。
思っていたよりも、両親の仲が近づいていることに安堵した。
「あー、だめです。もう、だめです……!」
「何がだめなの?」
馬車の手すりにしっかり掴まったソニアは、ぶるぶると震えていた。けれど、次の瞬間、顔を上げ、のけぞって笑い始める。
「……楽しすぎて! ダメ人間になりそうです……!」
「楽しいなら、いいじゃない。また連れてきてあげるわよ!」
隣にいるソニアには言わなかったけれど、レオンティーナもすごく楽しい。こんなにも、遊園地が楽しいなんて思ってもいなかった。
(……前回来た時とは、大きな違いだわ……!)
前回は、付き添いの使用人は、回転木馬の外からレオンティーナを眺めていた。レオンティーナは、使用人の方に手を振ったけれど、使用人が手を振り返すことはなかった。
「お嬢様――すごく、楽しいですね!」
一回目が終わる頃は、ソニアもすっかり回転木馬に慣れていた。
馬車から降りたけれど、名残惜しそうに馬車を見つめている。
「お父様、もう一回よ!」
思っていたよりも、両親の仲が近づいていることに安堵した。
「あー、だめです。もう、だめです……!」
「何がだめなの?」
馬車の手すりにしっかり掴まったソニアは、ぶるぶると震えていた。けれど、次の瞬間、顔を上げ、のけぞって笑い始める。
「……楽しすぎて! ダメ人間になりそうです……!」
「楽しいなら、いいじゃない。また連れてきてあげるわよ!」
隣にいるソニアには言わなかったけれど、レオンティーナもすごく楽しい。こんなにも、遊園地が楽しいなんて思ってもいなかった。
(……前回来た時とは、大きな違いだわ……!)
前回は、付き添いの使用人は、回転木馬の外からレオンティーナを眺めていた。レオンティーナは、使用人の方に手を振ったけれど、使用人が手を振り返すことはなかった。
「お嬢様――すごく、楽しいですね!」
一回目が終わる頃は、ソニアもすっかり回転木馬に慣れていた。
馬車から降りたけれど、名残惜しそうに馬車を見つめている。
「お父様、もう一回よ!」