悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
ぱっとレオンティーナの手を離したソニアは、父と一緒になってアイスクリームの屋台に向かう。
紙製のカップに入れられたアイスクリームを三つ持って戻ってきた父は、真っ先に母にそれを手渡した。ソニアの手にもひとつある。
ソニアが持ってきた分は、レオンティーナの手に渡った。そして、最後にもうひとつ。父はソニアに手渡した。
「あのぅ、本当に、よろしいんでしょうか……?」
「よくやっているからね。たまにはご褒美があってもいいだろう」
「ありがとうございます、旦那様! ――うわあ! 冷たい……! 甘い……! おいしいですね、これ!」
アイスクリームを口に入れたソニアは目を丸くした。
この様子からすると、アイスクリームを食べるのは初めてかもしれない。
(……ソニアってば、単純ね)
木製のスプーンを口に運びながら、レオンティーナはソニアの様子を観察する。
目を丸くしたり、すぐにその目を細くして口内の甘みにうっとりしていたりと、ソニアの表情がころころ変わるのが面白い。
(ううん、私も単純だわ)
紙製のカップに入れられたアイスクリームを三つ持って戻ってきた父は、真っ先に母にそれを手渡した。ソニアの手にもひとつある。
ソニアが持ってきた分は、レオンティーナの手に渡った。そして、最後にもうひとつ。父はソニアに手渡した。
「あのぅ、本当に、よろしいんでしょうか……?」
「よくやっているからね。たまにはご褒美があってもいいだろう」
「ありがとうございます、旦那様! ――うわあ! 冷たい……! 甘い……! おいしいですね、これ!」
アイスクリームを口に入れたソニアは目を丸くした。
この様子からすると、アイスクリームを食べるのは初めてかもしれない。
(……ソニアってば、単純ね)
木製のスプーンを口に運びながら、レオンティーナはソニアの様子を観察する。
目を丸くしたり、すぐにその目を細くして口内の甘みにうっとりしていたりと、ソニアの表情がころころ変わるのが面白い。
(ううん、私も単純だわ)