悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
レオンティーナの定席になりつつある窓辺のテーブルで、資料を山のように積み上げているレオンティーナの姿に、ルイーザは目を丸くして驚いた。
「まあ、本当に難しい本を読んでいるのね。それに、侍女にも本を読ませているなんて」
「ルイーザ。彼女だよ――養護施設にいた子だ。彼女の証言で、国庫から横領していた犯人を捕まえることができたんだ」
ソニアのこともまた、ヴィルヘルムはルイーザでの話題にあげられたようだ。
両脇に山のように絵本を積み、次から次へと読みふけっていたソニアは、ヴィルヘルムとルイーザの訪れに、弾かれるように立ち上がった。
「まあ、あなたが。字は読めるようになったの?」
「あのぅ……そのぅ……ちょっとだけ、です」
ヴィルヘルムとルイーザ。ふたりの皇族の登場に、ソニアは完全に緊張しているようだった。ルイーザの問いに返す声が裏返ってしまっている。
「ソニアは、とても真面目に勉強しているんですよ。字を教えている母の侍女も誉めてました」
「本当ですか? 嬉しい。ありがとうございます、お嬢様」
「まあ、本当に難しい本を読んでいるのね。それに、侍女にも本を読ませているなんて」
「ルイーザ。彼女だよ――養護施設にいた子だ。彼女の証言で、国庫から横領していた犯人を捕まえることができたんだ」
ソニアのこともまた、ヴィルヘルムはルイーザでの話題にあげられたようだ。
両脇に山のように絵本を積み、次から次へと読みふけっていたソニアは、ヴィルヘルムとルイーザの訪れに、弾かれるように立ち上がった。
「まあ、あなたが。字は読めるようになったの?」
「あのぅ……そのぅ……ちょっとだけ、です」
ヴィルヘルムとルイーザ。ふたりの皇族の登場に、ソニアは完全に緊張しているようだった。ルイーザの問いに返す声が裏返ってしまっている。
「ソニアは、とても真面目に勉強しているんですよ。字を教えている母の侍女も誉めてました」
「本当ですか? 嬉しい。ありがとうございます、お嬢様」