悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
両親に連れられ、レオンティーナは皇宮へと赴いた。
馬車の中でもそわそわ落ち着かない。両親が、そんなレオンティーナを見て微笑ましそうにするからなおさらだ。
幼い頃、図書館に通うために何度も通った道を、今日は今までとは違う気持ちで進む。かつて幽閉された塔をちらりと見上げ、レオンティーナはそこから視線をそらした。
(……大丈夫。あそこに入るようなことにはならないもの)
この国を、滅亡させたりなんかしない。決意と共に、舞踏会の会場へと赴く。
「バルダート大公、大公夫人、ご息女、レオンティーナ様ご到着でございます」
係の者に案内され、両親と共に、レオンティーナは会場に足を踏み入れた。レオンティーナの入場に、周囲の目がこちらに向けられる。
(な、何があったというの……?)
こちらに向けられているのは、好意の目なのだろうか。それとも好奇心の目なのだろうか。
前世では、悪意に満ちた目を向けられることが多かったから、得体のしれない感情に足がすくみそうになる。
「大丈夫、今日のティーナは会場で二番目に美しいよ」
馬車の中でもそわそわ落ち着かない。両親が、そんなレオンティーナを見て微笑ましそうにするからなおさらだ。
幼い頃、図書館に通うために何度も通った道を、今日は今までとは違う気持ちで進む。かつて幽閉された塔をちらりと見上げ、レオンティーナはそこから視線をそらした。
(……大丈夫。あそこに入るようなことにはならないもの)
この国を、滅亡させたりなんかしない。決意と共に、舞踏会の会場へと赴く。
「バルダート大公、大公夫人、ご息女、レオンティーナ様ご到着でございます」
係の者に案内され、両親と共に、レオンティーナは会場に足を踏み入れた。レオンティーナの入場に、周囲の目がこちらに向けられる。
(な、何があったというの……?)
こちらに向けられているのは、好意の目なのだろうか。それとも好奇心の目なのだろうか。
前世では、悪意に満ちた目を向けられることが多かったから、得体のしれない感情に足がすくみそうになる。
「大丈夫、今日のティーナは会場で二番目に美しいよ」