悪役令嬢は二度目の人生で返り咲く~破滅エンドを回避して、恋も帝位もいただきます~
「……あのね、お父様。聞いてほしいことがあるんです」
今日、施設で見聞きしたことを父に話すことにした。
施設長が身に着けている品が、妙に高価なものであったこと。施設長の給料をレオンティーナは知らないが、金のフレームにダイヤモンドと真珠を使ったオニキスのカメオとなるとかなり高価な品となる。
子供達の数と、寝台の数が合わないこと。子供達が、妙に痩せているように感じられること。
時々父は質問を挟みながらも、レオンティーナの言葉を遮ることなく最後まで耳を傾けてくれた。
「……エレイン、君はどう思う?」
「わかりませんわ。私、日頃は領地にいますもの……バルダート領内の施設では、そのようなことはありませんけれど」
父の領地であるバルダート領内にも同じような施設がある。それは、父が領主として運営しているものだった。
日頃父は領地にはいないから、母が実質的な責任者ということになる。母は、きちんと運営しているけれど、ロアの施設がどのように運営されているのかまでは母の知るところではない。
今日、施設で見聞きしたことを父に話すことにした。
施設長が身に着けている品が、妙に高価なものであったこと。施設長の給料をレオンティーナは知らないが、金のフレームにダイヤモンドと真珠を使ったオニキスのカメオとなるとかなり高価な品となる。
子供達の数と、寝台の数が合わないこと。子供達が、妙に痩せているように感じられること。
時々父は質問を挟みながらも、レオンティーナの言葉を遮ることなく最後まで耳を傾けてくれた。
「……エレイン、君はどう思う?」
「わかりませんわ。私、日頃は領地にいますもの……バルダート領内の施設では、そのようなことはありませんけれど」
父の領地であるバルダート領内にも同じような施設がある。それは、父が領主として運営しているものだった。
日頃父は領地にはいないから、母が実質的な責任者ということになる。母は、きちんと運営しているけれど、ロアの施設がどのように運営されているのかまでは母の知るところではない。