エリート御曹司が花嫁にご指名です
「どうして朝陽さんが出てくるんですか?」
「君たちはずっと仲がよかった。朝陽が結婚して、自棄になっているんじゃないのか?」
仲がよかったふたりだ。もしかして、汐里は朝陽を愛していたのではないかと、勘ぐってしまった。
「朝陽さんは素敵な人ですが、愛していません。変な考えをするのはやめてください。幸せな結婚をして、心の底から羨ましいと思うだけです」
「だが、タイミングがよすぎるだろう?」
「それは、おふたりの結婚式をお手伝いして、私に焦る気持ちが生まれたんです。赤ちゃんが欲しいんです! それには夫を見つけなければならないんです!」
俺の考えは外れているのか? 汐里は結婚が羨ましかった? それに、なんだ? 赤ん坊が欲しいのが、見合いをする理由?
「結論から言うと、汐里が欲しいのは赤ん坊なんだな」
俺は率直に尋ねた。
「……そうです。でも、私を愛してくれる人がいるかもしれません」
「愛してくれる人が現れても、汐里がその人を愛せる確証はないんじゃないか? そんな結婚をして幸せになれるのか?」
汐里がそんなことを考えていたとは驚くばかりだが、俺は彼女が他の男と結婚して子供を持つ姿を想像してしまい、苦々しい顔になった。
「君たちはずっと仲がよかった。朝陽が結婚して、自棄になっているんじゃないのか?」
仲がよかったふたりだ。もしかして、汐里は朝陽を愛していたのではないかと、勘ぐってしまった。
「朝陽さんは素敵な人ですが、愛していません。変な考えをするのはやめてください。幸せな結婚をして、心の底から羨ましいと思うだけです」
「だが、タイミングがよすぎるだろう?」
「それは、おふたりの結婚式をお手伝いして、私に焦る気持ちが生まれたんです。赤ちゃんが欲しいんです! それには夫を見つけなければならないんです!」
俺の考えは外れているのか? 汐里は結婚が羨ましかった? それに、なんだ? 赤ん坊が欲しいのが、見合いをする理由?
「結論から言うと、汐里が欲しいのは赤ん坊なんだな」
俺は率直に尋ねた。
「……そうです。でも、私を愛してくれる人がいるかもしれません」
「愛してくれる人が現れても、汐里がその人を愛せる確証はないんじゃないか? そんな結婚をして幸せになれるのか?」
汐里がそんなことを考えていたとは驚くばかりだが、俺は彼女が他の男と結婚して子供を持つ姿を想像してしまい、苦々しい顔になった。