エリート御曹司が花嫁にご指名です
「汐里、妊娠したのかもしれないわよ。私、判定キットを持っているから、ちょっと待ってて」
パタパタといなくなる気配を感じながら、私は平らな腹部に手を置いた。
赤ちゃんができたの……?
前回の月のものがいつだったのか思い出そうとしてみるも、気持ちがじわりと高揚してきて、冷静に考えられない。
わかることは、ここのところ月のものはなかったということだけ。
「汐里、持ってきたわよ」
個室のドアを開けて、差し出された妊娠判定キットを受け取った。
「すみません。ありがとうございます」
「妊娠していたらいいわね。向こうで待っているから。ゆっくりでいいからね」
華さんはにっこり笑って去っていった。
数分後、私は妊娠判定キットの二本線に茫然となったのち、嬉しさが込み上げてきた。
本当に、私は優成さんとの赤ちゃんを妊娠したの?
妊娠判定キットを百パーセント信じるわけにはいかないけれど、ここのところの食欲や気持ちの浮き沈み、そして吐き気が、真実だと答えてくれているようだった。
レストルームを出たところで、優成さんが壁に背をもたせかけて待っていた。
「汐里。華が、妊娠したかもと言っていたが?」
心配げな優成さんに、満面の笑みで答える。
パタパタといなくなる気配を感じながら、私は平らな腹部に手を置いた。
赤ちゃんができたの……?
前回の月のものがいつだったのか思い出そうとしてみるも、気持ちがじわりと高揚してきて、冷静に考えられない。
わかることは、ここのところ月のものはなかったということだけ。
「汐里、持ってきたわよ」
個室のドアを開けて、差し出された妊娠判定キットを受け取った。
「すみません。ありがとうございます」
「妊娠していたらいいわね。向こうで待っているから。ゆっくりでいいからね」
華さんはにっこり笑って去っていった。
数分後、私は妊娠判定キットの二本線に茫然となったのち、嬉しさが込み上げてきた。
本当に、私は優成さんとの赤ちゃんを妊娠したの?
妊娠判定キットを百パーセント信じるわけにはいかないけれど、ここのところの食欲や気持ちの浮き沈み、そして吐き気が、真実だと答えてくれているようだった。
レストルームを出たところで、優成さんが壁に背をもたせかけて待っていた。
「汐里。華が、妊娠したかもと言っていたが?」
心配げな優成さんに、満面の笑みで答える。