エリート御曹司が花嫁にご指名です
私は馬上で大げさな笑顔にならないように気を使いながら、珠理奈をたしなめる。
「だって本当のことだもの。ね、桐谷さん」
珠理奈はシャッターを切る桐谷さんに声をかける。
「綺麗なのは事実なんだから、諦めて。ほら、顔を顰めない。美人だからそれもいいけど。はい、スマイル! そうそう、笑顔で。いいね!」
桐谷さんは大柄な身体を身軽に動かし、シャッターを押し続けている。
彼は腕のいい有名カメラマンで、女優やモデルなどの写真集を手がけている。被写体をその気にさせるのがうまいのだろう。
桐谷さんは私をリラックスさせるように言葉をかけながら、自分が動き回り、ときには寝そべってファインダーを覗いていた。
「はい! OK! 次の衣装に着替えてきて」
「ありがとうございました」
私は馬上から地面へ身軽に降りる。
そこへ、大きく突き出たお腹に左手を当てながら珠理奈が近づいてきた。
「お疲れさま! はい。水飲んで」
右手に持っていた冷たいミネラルウォーターのペットボトルを、私に渡してくれる。
「だって本当のことだもの。ね、桐谷さん」
珠理奈はシャッターを切る桐谷さんに声をかける。
「綺麗なのは事実なんだから、諦めて。ほら、顔を顰めない。美人だからそれもいいけど。はい、スマイル! そうそう、笑顔で。いいね!」
桐谷さんは大柄な身体を身軽に動かし、シャッターを押し続けている。
彼は腕のいい有名カメラマンで、女優やモデルなどの写真集を手がけている。被写体をその気にさせるのがうまいのだろう。
桐谷さんは私をリラックスさせるように言葉をかけながら、自分が動き回り、ときには寝そべってファインダーを覗いていた。
「はい! OK! 次の衣装に着替えてきて」
「ありがとうございました」
私は馬上から地面へ身軽に降りる。
そこへ、大きく突き出たお腹に左手を当てながら珠理奈が近づいてきた。
「お疲れさま! はい。水飲んで」
右手に持っていた冷たいミネラルウォーターのペットボトルを、私に渡してくれる。