芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。



***



「養護教諭の先生いないのかな…」


保健室に着いて、中に入ってみたら誰もいなかった。


とりあえずベッドがある奥のほうへ。



「……ごめんね、迷惑かけちゃって」


「ううん、大丈夫だよ」



瑠衣くんがゆっくりベッドに座って、ギシッと軋む音がした。



とりあえず熱を測らないとだよね。


体温計がしまってありそうなところを片っ端から探してみる。



あっ、それから何か冷やすものもあったほうがいいかな。


小さな冷蔵庫があったので、その中からお水の入ったペットボトルと、冷凍庫から氷を取り出して袋に詰めてみた。



両手にいろんなものを抱えて、瑠衣くんがいるベッドのほうへ。



「えっと、とりあえずこれ体温計」


「ん……ありがとう」



ベッドに両手をついて、しんどそう。

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