芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。
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「養護教諭の先生いないのかな…」
保健室に着いて、中に入ってみたら誰もいなかった。
とりあえずベッドがある奥のほうへ。
「……ごめんね、迷惑かけちゃって」
「ううん、大丈夫だよ」
瑠衣くんがゆっくりベッドに座って、ギシッと軋む音がした。
とりあえず熱を測らないとだよね。
体温計がしまってありそうなところを片っ端から探してみる。
あっ、それから何か冷やすものもあったほうがいいかな。
小さな冷蔵庫があったので、その中からお水の入ったペットボトルと、冷凍庫から氷を取り出して袋に詰めてみた。
両手にいろんなものを抱えて、瑠衣くんがいるベッドのほうへ。
「えっと、とりあえずこれ体温計」
「ん……ありがとう」
ベッドに両手をついて、しんどそう。