芸能人の幼なじみと、内緒のキスしちゃいました。



熱を測るためにネクタイを軽く緩めて、ブラウスのボタンを上から2つ目まで開けて。


なんだか見ちゃいけないものを見てるような感じがして。


……いたたまれない。



いや…別に意識してるわけじゃないんだけど、なんだか色っぽく見えるというか。



思わず瑠衣くんを見ないようにパッと背を向けた。



いったんベッドから離れようと、ベッドのそばにある薄いカーテンをギュッと握ったら。




「……どこいくの?」



耳元で聞こえる声。

真後ろに感じる気配。



「え、えっと……熱、測るのに邪魔かな…と」


「別に邪魔じゃないよ」


振り返ってみた。


そしたら乱れた制服姿の瑠衣くんがいて、ものすごく目のやり場に困ることになってる。



「る、瑠衣くん……、
ブラウス…はだけてる、よ」



熱でボーッとしてるのか、わたしの声があまり聞こえていないみたいで。




「……依茉ちゃん」


名前を呼ばれて、腕を引かれて。



気づいたらベッドの上。

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