俺様騎士団長は男装女子が欲しくてたまらない〜この溺愛おかしくないですか?~
それに加えて一般職より高額な給料も出る。
こんなに魅力的な仕事はないだろう。
入団資格は十五歳から二十五歳までの男性のみとされているけれど、それなら男のふりをしようと思う。
十五歳の少年で変声前だと言えば、見破られないのではないだろうか。
入団試験なるものもあるそうで、日付は明日の十時からとなっている。
基本的な身体能力テストに加え、剣をいくらか扱えて、乗馬ができなければならないようだが、アリスには自信があった。
(私の鎌さばきは、村の人にうまいと褒められるもの。馬にも乗れるし、体は丈夫で体力もある)
これからは騎士として生きていこうと決めたアリスは、追い出されたばかりの裏口のドアをドンドンと叩いた。
「すみません、すみませーん」
先ほどの酒場の店主が迷惑顔でドアを開け、アリスを叱る。
「こら、ドアを叩くな。うるさいだろ。何度来られたって、お前は雇えな――」
やる気に目を輝かせたアリスは、店主の言葉を遮るようにして言った。
「ハサミ、貸してください」
「ハサミ? なにするんだ?」
「切りたいものがあるんです。すぐに終わりますから」
こんなに魅力的な仕事はないだろう。
入団資格は十五歳から二十五歳までの男性のみとされているけれど、それなら男のふりをしようと思う。
十五歳の少年で変声前だと言えば、見破られないのではないだろうか。
入団試験なるものもあるそうで、日付は明日の十時からとなっている。
基本的な身体能力テストに加え、剣をいくらか扱えて、乗馬ができなければならないようだが、アリスには自信があった。
(私の鎌さばきは、村の人にうまいと褒められるもの。馬にも乗れるし、体は丈夫で体力もある)
これからは騎士として生きていこうと決めたアリスは、追い出されたばかりの裏口のドアをドンドンと叩いた。
「すみません、すみませーん」
先ほどの酒場の店主が迷惑顔でドアを開け、アリスを叱る。
「こら、ドアを叩くな。うるさいだろ。何度来られたって、お前は雇えな――」
やる気に目を輝かせたアリスは、店主の言葉を遮るようにして言った。
「ハサミ、貸してください」
「ハサミ? なにするんだ?」
「切りたいものがあるんです。すぐに終わりますから」