如月くんは私をひとりじめしたい

「どうかな?」


吸血鬼の衣装に着替えてきた東雲くんは眼鏡を外していたせいか、すごくかっこよく見えた。

いつも地味だけどイケメンだなって思ってたのが当たってるとは思わなかった。


「すっごくかっこいいよ!」

「ありがとう」

「おいお前、東雲か!?イケメン過ぎんだろ!」

「おー!!俺ら優勝もありえるよな!」


ミス・ミスターコンとは別に、模擬店のグランプリも決められる。

それは文化祭に来てくれた皆さんからの投票で決まるものだった。


料理やユーモアも大事だか、イケメンも重要だった。


過去の模擬店グランプリはイケメン率が高いクラスや学年ばかりだったからだ。



私たちのクラスには正直イケメンと言えるイケメンがいなかったから、東雲くん(眼鏡無し)が皆の希望の光になったみたい。

< 48 / 226 >

この作品をシェア

pagetop