こぼれるほどの愛を、君だけに。【完結】
グイッと、手首をひっぱられる。
「待って」
『えぇっ!!』
こんどは左足がグキッとなって
地面に倒れこみそうになった。
うわっ、バランスが完全に崩れた!
そのとき
サッと腕が伸びてきて
力強く引き寄せられた。
―――私、今、彼の腕の中―――
ドキドキと、心臓が飛び上がる。
電車に乗り遅れそうになって猛ダッシュしても
会社のエレベーターがなかなか来なくて階段駆け上がっても
ここまでドキドキしないのに。
今、我が心臓は、史上最高のドキドキを
かもしだしています!
「待って」
『えぇっ!!』
こんどは左足がグキッとなって
地面に倒れこみそうになった。
うわっ、バランスが完全に崩れた!
そのとき
サッと腕が伸びてきて
力強く引き寄せられた。
―――私、今、彼の腕の中―――
ドキドキと、心臓が飛び上がる。
電車に乗り遅れそうになって猛ダッシュしても
会社のエレベーターがなかなか来なくて階段駆け上がっても
ここまでドキドキしないのに。
今、我が心臓は、史上最高のドキドキを
かもしだしています!