空よりも海よりもキミのことを知りたかった。
雨の日はわりと好き。
雨樋から不規則に落ちる雫の音を聞いているとなぜか落ち着くから。
そして晴れ上がった青空にかかる七色の橋を見た時は、高揚して来て水溜まりに飛び込んで遊ぶんだ。
雨も雨の後の景色も匂いも好きだけど、
だけどね、今日は...ちょっと嫌い。
7時間目を終え、ショートホームルームが始まった時、一時的に雨が落ち着いた。
やっと神様の気が済んだかなと思ったのだが、それは間違いだった。
潮風広場に着いた途端、台風並みの突風が吹き始め、雨が激しく降って顔に直撃し、かなり痛い。
傘なんてあてにならず、私は時間まで仕方なく公衆トイレに逃げ込み、雨宿りをしていた。
約束の3分前までトイレに粘り、広場の名物くじらの噴水の前に移動する。
相変わらずの強風。
横殴りの雨が吹き付けてくるが、じっと耐える。
絶対来てくれる。
絶対負けない。
私は待ち続ける。
諦めたりしない。
最後まで信じる。
雨樋から不規則に落ちる雫の音を聞いているとなぜか落ち着くから。
そして晴れ上がった青空にかかる七色の橋を見た時は、高揚して来て水溜まりに飛び込んで遊ぶんだ。
雨も雨の後の景色も匂いも好きだけど、
だけどね、今日は...ちょっと嫌い。
7時間目を終え、ショートホームルームが始まった時、一時的に雨が落ち着いた。
やっと神様の気が済んだかなと思ったのだが、それは間違いだった。
潮風広場に着いた途端、台風並みの突風が吹き始め、雨が激しく降って顔に直撃し、かなり痛い。
傘なんてあてにならず、私は時間まで仕方なく公衆トイレに逃げ込み、雨宿りをしていた。
約束の3分前までトイレに粘り、広場の名物くじらの噴水の前に移動する。
相変わらずの強風。
横殴りの雨が吹き付けてくるが、じっと耐える。
絶対来てくれる。
絶対負けない。
私は待ち続ける。
諦めたりしない。
最後まで信じる。