空よりも海よりもキミのことを知りたかった。
レントゲンを撮るのに30分以上待たされたが、結局骨は折れておらず、打撲だけだった。
暫くは安静にして過ごすよう先生から言われ、薬もないのでそのまま帰ることになった。
時刻はいつの間にか午後3時を回った。
夏になり、日は延びてまだまだ明るい。
空は青空。
見上げて思うのは、颯翔くんの幼なじみのことだった。
「颯翔くん、青空さんのこと聞いていい?」
「話はするがここだと暑い。あっちにカフェがあるからそこに行こう」
「了解です」
傷口はまだ痛むし、また傷つくことになると思うけど、これもまた受け止めなければならない事実。
冷房の効いた店内で涼みながら颯翔くんと2人きりになれるだけいいと思わなきゃ。
暫くは安静にして過ごすよう先生から言われ、薬もないのでそのまま帰ることになった。
時刻はいつの間にか午後3時を回った。
夏になり、日は延びてまだまだ明るい。
空は青空。
見上げて思うのは、颯翔くんの幼なじみのことだった。
「颯翔くん、青空さんのこと聞いていい?」
「話はするがここだと暑い。あっちにカフェがあるからそこに行こう」
「了解です」
傷口はまだ痛むし、また傷つくことになると思うけど、これもまた受け止めなければならない事実。
冷房の効いた店内で涼みながら颯翔くんと2人きりになれるだけいいと思わなきゃ。