上司は優しい幼なじみ
「え、だって…辞令も出てないし…何も知らなかった…」
「ギリギリに言ったら陽菜怒るだろ?」
そうは言ったって!何も聞かされず急に現れてもびっくりするよ!!
腹の底から思い切りそう叫びたかった。
「今日は、社長に挨拶に来たんだ。実はもうこっちに引っ越しも終わってる」
「え…えぇ!?」
新しい名刺もできていることだし、準備は整っている、といった感じに見受けられた。
これはサプライズなのか…ただのドッキリなのか…
改めて目の前の彼をじっと観察する。
新しく仕立てたのか、今まで見たことないスーツを身にまとい、手首には相変わらず高級そうな時計。
あの頃より髪が少し伸び、だけどワックスで綺麗に纏まっている。
「本当に…たっくんなの?」
その問いに一瞬目を丸くし、すぐに目じりを下げた。
「名刺、渡しただろう?」
手に持っている名刺を見て、再び目線を彼に戻す。
「あの…山本さんは?」
「山本さん?あぁ、彼女はまだしばらくあっちに残るよ。今新しいプロジェクトのリーダーやってるんだ。向こうでもバリバリやっているよ」
違う…そうじゃなくて…
何て言葉にしようか悩み、口が動かない。
やっと出たか細い言葉で必死に伝える。
「ギリギリに言ったら陽菜怒るだろ?」
そうは言ったって!何も聞かされず急に現れてもびっくりするよ!!
腹の底から思い切りそう叫びたかった。
「今日は、社長に挨拶に来たんだ。実はもうこっちに引っ越しも終わってる」
「え…えぇ!?」
新しい名刺もできていることだし、準備は整っている、といった感じに見受けられた。
これはサプライズなのか…ただのドッキリなのか…
改めて目の前の彼をじっと観察する。
新しく仕立てたのか、今まで見たことないスーツを身にまとい、手首には相変わらず高級そうな時計。
あの頃より髪が少し伸び、だけどワックスで綺麗に纏まっている。
「本当に…たっくんなの?」
その問いに一瞬目を丸くし、すぐに目じりを下げた。
「名刺、渡しただろう?」
手に持っている名刺を見て、再び目線を彼に戻す。
「あの…山本さんは?」
「山本さん?あぁ、彼女はまだしばらくあっちに残るよ。今新しいプロジェクトのリーダーやってるんだ。向こうでもバリバリやっているよ」
違う…そうじゃなくて…
何て言葉にしようか悩み、口が動かない。
やっと出たか細い言葉で必死に伝える。