年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
そう言ってスコット子爵夫人は、一旦、屋敷玄関に消えた。そうして戻ってきた夫人の手には、これまでの別れ際と同じように、バスケットが握られていた。
セラヴィンさんの懐に抱かれ、一旦は止まりかけた涙。だけどパンパンに膨らんだバスケットを目にした瞬間、再び涙があふれだすのを感じていた。
「これは、お祖母ちゃんからのお土産よ。……ふふふ、お祖母ちゃんだなんて、ちょっと厚かましかったわね。だけどね、勝手ながら私、ずっとリリア様を孫娘のように思っていたの」
これまで幾度となく、スコット子爵夫人から受け取ってきたバスケット。
この日受け取ったバスケットも、これまで通りズッシリと重い。だけど腕に感じる重み以上に、今日のバスケットは胸に重たく感じた。
「……同じです、スコット子爵夫人。私も優しいあなたに、お祖母ちゃんの姿を重ねていました」
セラヴィンさんの懐に抱かれ、一旦は止まりかけた涙。だけどパンパンに膨らんだバスケットを目にした瞬間、再び涙があふれだすのを感じていた。
「これは、お祖母ちゃんからのお土産よ。……ふふふ、お祖母ちゃんだなんて、ちょっと厚かましかったわね。だけどね、勝手ながら私、ずっとリリア様を孫娘のように思っていたの」
これまで幾度となく、スコット子爵夫人から受け取ってきたバスケット。
この日受け取ったバスケットも、これまで通りズッシリと重い。だけど腕に感じる重み以上に、今日のバスケットは胸に重たく感じた。
「……同じです、スコット子爵夫人。私も優しいあなたに、お祖母ちゃんの姿を重ねていました」