年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
 夜のお勤めは、私が想像していた以上に体力が物をいう。初めてセラヴィンさんと褥を共にした翌朝は、筋肉痛で全身が悲鳴を上げていた。
 だけどセラヴィンさんと夜を重ねる毎に、汗を迸らせ、息を弾ませながら行う行為の一体感と、やりきったという爽快感、私はこれらの虜になっていった。
「さぁセラヴィンさん、グイグイいきますよ! もし痛かったら言ってくださいね!」
「……あ、あぁ」
 いまひとつ反応の鈍いセラヴィンさんを怪訝に思いつつも、ここまでの流れは全て、初日にセラヴィンさんから教わった手順を忠実に再現しているのだから、なにがおかしいはずもない。
 ならばきっと、セラヴィンさんは連日の激務で疲れているのだ。
「セラヴィンさん、力を抜いて私に身を任せてください。セラヴィンさんとこうして夜を過ごすようになってもう二週間です。私、だんだんコツが分かってきました。だから今日は、セラヴィさんを絶対によくしてあげられる自信があります!」
「……そうか。それは楽しみだな」
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