年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
けれど、ルーカスと長い付き合いの俺は気付いていた。先の言葉を口にしたルーカスは、その軽い口振りに反し、目が真剣だった事に。
「……おいセラヴィン、それじゃ一体、どこで探せばいいんだ? 女との出会いと言ったら娼館以外にないだろう?」
俺を振り返り、至極真面目に問いかけるルーカスに、今度は俺がヒョイと肩を竦めてみせる。
不器用と言うのか、何と言うのか……。
「さてな。そんなのは自分で考えろ」
「って、オイ!? 自分だけ女神を手にして後は知らぬ存ぜぬはないだろうが! 俺にも女神の居所を教えろ!」
姦しく喚き立てるルーカスに一瞥を残し、俺は構わずに脇を通り過ぎて、王宮廊下を進む。
……女神の居所とは、ルーカスもまた乱暴な事を言う。
だが、ルーカスらしい台詞だ。
果たして女神と見えた時、武骨なルーカスが一体どんな反応をするのか見物だな……。いつかの未来を想像すれば、自ずと頬が緩んだ。
「……女神との出会いは奇跡。そして得難いからこそ、女神なのだ」
「……おいセラヴィン、それじゃ一体、どこで探せばいいんだ? 女との出会いと言ったら娼館以外にないだろう?」
俺を振り返り、至極真面目に問いかけるルーカスに、今度は俺がヒョイと肩を竦めてみせる。
不器用と言うのか、何と言うのか……。
「さてな。そんなのは自分で考えろ」
「って、オイ!? 自分だけ女神を手にして後は知らぬ存ぜぬはないだろうが! 俺にも女神の居所を教えろ!」
姦しく喚き立てるルーカスに一瞥を残し、俺は構わずに脇を通り過ぎて、王宮廊下を進む。
……女神の居所とは、ルーカスもまた乱暴な事を言う。
だが、ルーカスらしい台詞だ。
果たして女神と見えた時、武骨なルーカスが一体どんな反応をするのか見物だな……。いつかの未来を想像すれば、自ずと頬が緩んだ。
「……女神との出会いは奇跡。そして得難いからこそ、女神なのだ」