年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
……長年の胸のしこりが溶けていく。心の中の暗雲が、スーッと晴れていくようだった。
私はとても満たされた思いで、一行分の空白を置いて始まる手紙の続きを追った。
『最後になるけれど、十六歳のお誕生日おめでとう。この手紙が届く頃、リリア様はニルベルグ王国での成人を迎えているんじゃないかしら。私の想いもまたいっぱいありすぎて、この手紙だけで上手く伝えきれる気がしないのだけど、これだけは言っておかなくちゃ。いつまでも、貴方の幸福を見守っています。来月の婚姻式を先取る形にはなるけれど、セラヴィン様と末永くお幸せに――』
全て読み終えた後も、私はしばらく手紙から視線を外す事が出来なかった。
なんとなく、手紙の結びがいつもとは違っていた。まるで、今伝えておかなければならないとでも言うような、そんな雰囲気だ。だけど今回は、私が相談した内容が内容だけに、夫人の結びの文面も付随して重くなっているのだろう。
私はとても満たされた思いで、一行分の空白を置いて始まる手紙の続きを追った。
『最後になるけれど、十六歳のお誕生日おめでとう。この手紙が届く頃、リリア様はニルベルグ王国での成人を迎えているんじゃないかしら。私の想いもまたいっぱいありすぎて、この手紙だけで上手く伝えきれる気がしないのだけど、これだけは言っておかなくちゃ。いつまでも、貴方の幸福を見守っています。来月の婚姻式を先取る形にはなるけれど、セラヴィン様と末永くお幸せに――』
全て読み終えた後も、私はしばらく手紙から視線を外す事が出来なかった。
なんとなく、手紙の結びがいつもとは違っていた。まるで、今伝えておかなければならないとでも言うような、そんな雰囲気だ。だけど今回は、私が相談した内容が内容だけに、夫人の結びの文面も付随して重くなっているのだろう。