年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
セラヴィンさんを疑っているわけではないが、語られた内容はどこか現実味を伴わず、空想の域を出ない。しかし、だからこそ私は彼の言葉に夢が持てる。
夢ならば、願う事は自由だ――。
夢の中でだけ、私はお母様にも、お父さんの遺言にも、なんにも縛られる事無く自由な未来を描く事が出来る。
「しかし、俺は必ず一年後に証明してみせる。そうして約束通りお前を連れ出したその時は、俺の望みをひとつ聞いてくれ」
実際に、そんな未来があるのだろうか? ……分からない。だけど、想像すれば胸がたしかに熱を持つ。
「……約束します。その時は、いくらでもあなたの望みを聞きます」
「ははっ! いくらでもとは、さすがに大盤振る舞いをしすぎだ」
私の答えに、セラヴィンさんは高らかな笑い声をあげた。だけどすぐにスッと表情を引き締めて私を見つめた。
「ひとつでいいんだ。俺が望むのは、ただひとつだ」
夢ならば、願う事は自由だ――。
夢の中でだけ、私はお母様にも、お父さんの遺言にも、なんにも縛られる事無く自由な未来を描く事が出来る。
「しかし、俺は必ず一年後に証明してみせる。そうして約束通りお前を連れ出したその時は、俺の望みをひとつ聞いてくれ」
実際に、そんな未来があるのだろうか? ……分からない。だけど、想像すれば胸がたしかに熱を持つ。
「……約束します。その時は、いくらでもあなたの望みを聞きます」
「ははっ! いくらでもとは、さすがに大盤振る舞いをしすぎだ」
私の答えに、セラヴィンさんは高らかな笑い声をあげた。だけどすぐにスッと表情を引き締めて私を見つめた。
「ひとつでいいんだ。俺が望むのは、ただひとつだ」