年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
スコット子爵夫人は積極的にお母様と交流を持ち、折に触れて我が家を訪れてくれていた。お母様は家格の劣るスコット子爵夫人に対し、居丈高で失礼な態度を取る事も多かったのだが、夫人はそれら全てを笑顔で躱し、決してお母様との交流を断とうとはしなかった。そうして我が家を訪れるたびに、私の元に顔を出し、何かと気遣ってくれたのだ。
「そうだったんですね。私はこれまで、スコット子爵夫人に感謝してもしきれないほど助けていただいていて……。その上まさか、夫人がセラヴィンさんとの橋渡しまでしてくれていたなんて」
瞼をギュッと瞑れば、眦からホロリと涙が頬を伝った。瞼の裏側には、コロコロとしたスコット子爵夫人の笑顔が浮かぶ。
その微笑みに、私は言葉では言い尽くせぬ感謝を告げる。だけど溢れるほどの感謝は、どんなに伝えても、全てを伝えきれそうになかった。
……あぁ。せめて最後に直接顔を合わせて、私の口からお礼を伝えたかった。
「そうだったんですね。私はこれまで、スコット子爵夫人に感謝してもしきれないほど助けていただいていて……。その上まさか、夫人がセラヴィンさんとの橋渡しまでしてくれていたなんて」
瞼をギュッと瞑れば、眦からホロリと涙が頬を伝った。瞼の裏側には、コロコロとしたスコット子爵夫人の笑顔が浮かぶ。
その微笑みに、私は言葉では言い尽くせぬ感謝を告げる。だけど溢れるほどの感謝は、どんなに伝えても、全てを伝えきれそうになかった。
……あぁ。せめて最後に直接顔を合わせて、私の口からお礼を伝えたかった。