年の差婚で娶られたら、国王陛下の愛が止まりません
それからスチュワード辺境伯家に移った後も、家庭教師が付けられる事はなく、私は一般的な貴族子女が当たり前として身に付けているそれらを、なにひとつ身に付けてはいない。
「そうか」
セラヴィンさんは特段気にしたふうもなく、あっさりと頷いた。
玄関の外には既に、セラヴィンさんとルーカスさんの愛馬と思しき二頭が待機していた。
「すみません、乗馬経験のない私とずっと相乗りは、負担だと思いますが――」
「負担なわけがあるか」
セラヴィンさんは私の謝罪を遮ると、そのままウエストをヒョイッと掴み上げた。
「きゃっ!?」
セラヴィンさんは腕力だけで私を抱き上げると、待機していた馬上に悠々と乗せる。そうして自身も軽々と私の後ろに乗り上がった。
「俺は嬉しい。馬上でお前を腕に抱き、共に過ごせる事が嬉しい」
「っ!」
息が詰まったのは、乗馬に驚いたからじゃない。セラヴィンさんが耳元で囁いた台詞が、熱く胸を詰まらせた。
「……私も嬉しいです」
「そうか」
セラヴィンさんは特段気にしたふうもなく、あっさりと頷いた。
玄関の外には既に、セラヴィンさんとルーカスさんの愛馬と思しき二頭が待機していた。
「すみません、乗馬経験のない私とずっと相乗りは、負担だと思いますが――」
「負担なわけがあるか」
セラヴィンさんは私の謝罪を遮ると、そのままウエストをヒョイッと掴み上げた。
「きゃっ!?」
セラヴィンさんは腕力だけで私を抱き上げると、待機していた馬上に悠々と乗せる。そうして自身も軽々と私の後ろに乗り上がった。
「俺は嬉しい。馬上でお前を腕に抱き、共に過ごせる事が嬉しい」
「っ!」
息が詰まったのは、乗馬に驚いたからじゃない。セラヴィンさんが耳元で囁いた台詞が、熱く胸を詰まらせた。
「……私も嬉しいです」