同居中のイケメン幼なじみが、朝から夜まで溺愛全開です!
目にじわっと涙が浮かんで、そこまで恨まれるようなことをしたのかなと、悲しくてたまらなくなった。
「ふぅ……っ、うっ……」
こらえていた涙が頬を伝う。
誰にも見つけてもらえず、朝になったらどうしよう……。
10分、20分、30分、1時間……。
時間だけが無情にもすぎていく。
今日は7時間授業だから、あと2時間は待たなきゃいけない。
顔や膝が擦り切れて、とても痛い……。
今になって痛みが襲ってくるなんて、どれだけ気を張ってたんだろう。