求婚蜜夜~エリート御曹司は滾る愛を注ぎたい~
「それに、食事の時の会話でも水島さんの受け答えに不自然なところがあった。それは全てこの店に関する質問をしたときの返事だった。俺と来たことを隠したくてそうなったんだよな」
遥人はいつになく焦れているようだった。いつもより早口で声も大きい。そんな態度に結衣の動揺は更に大きくなる。
「才賀君の勘違いだよ」
誤魔化す為とはいえ、偽りを言い続けるのは苦しい。
もう正直に言った方が楽なんじゃないかと思えた。
でも一度嘘を言ってしまったため、簡単に覆せない。
なぜ隠したのだと追及されたら今より更に困るし、正直言えば遥人と本音で話合うのは避けたい。
取り繕っていないと必死に隠している本音を漏らしてしまいそうだから。
「水島さん、前も言ったけど、俺は本当のことが知りたいんだ」
「才賀君の気持ちは分ってる……でも、ごめんね。私はもう振り返りたくないんだ。私とのことは思い出さなくても今の才賀君に支障はないと思うよ。だからあまり追及しないで欲しい」
勇気を出して発した言葉に、遥人が顔をしかめる。
遥人はいつになく焦れているようだった。いつもより早口で声も大きい。そんな態度に結衣の動揺は更に大きくなる。
「才賀君の勘違いだよ」
誤魔化す為とはいえ、偽りを言い続けるのは苦しい。
もう正直に言った方が楽なんじゃないかと思えた。
でも一度嘘を言ってしまったため、簡単に覆せない。
なぜ隠したのだと追及されたら今より更に困るし、正直言えば遥人と本音で話合うのは避けたい。
取り繕っていないと必死に隠している本音を漏らしてしまいそうだから。
「水島さん、前も言ったけど、俺は本当のことが知りたいんだ」
「才賀君の気持ちは分ってる……でも、ごめんね。私はもう振り返りたくないんだ。私とのことは思い出さなくても今の才賀君に支障はないと思うよ。だからあまり追及しないで欲しい」
勇気を出して発した言葉に、遥人が顔をしかめる。