求婚蜜夜~エリート御曹司は滾る愛を注ぎたい~
初めて部屋に遥人を招くのに、こんな気持ちになるとは想像もしていなかった。
「少し散らかっているんだけど」
1DKで小さな収納付き。バストイレ別の間取りはOLの一人暮らしには十分だけれど、遥人から見たら手狭に感じるかもしれない。
(北桜日奈子さんの部屋は豪華なんだろうな)
連城グループ会長の孫と政略結婚の話が来るくらいだ。相当なお嬢様なのだろう。
つい卑屈になる心を叱咤して、遥人をキッチンの先、テレビのある部屋に通す。ソファーに座って貰い、自分はキッチンで手早くお茶の用意をした。
「ごめんね、待たせて」
湯気の立つカップをテーブルに置き、テーブルを挟んだ正面に座る。
すぐに話をしてくれるかと思ったが、彼はなぜかぼんやりしていて黙ったままでいる。
「あの、才賀君?」
怪訝に思い声をかけると、遥人は「ごめん」と言い、それからようやく本題に入った。
「北桜さんと俺は……」
「少し散らかっているんだけど」
1DKで小さな収納付き。バストイレ別の間取りはOLの一人暮らしには十分だけれど、遥人から見たら手狭に感じるかもしれない。
(北桜日奈子さんの部屋は豪華なんだろうな)
連城グループ会長の孫と政略結婚の話が来るくらいだ。相当なお嬢様なのだろう。
つい卑屈になる心を叱咤して、遥人をキッチンの先、テレビのある部屋に通す。ソファーに座って貰い、自分はキッチンで手早くお茶の用意をした。
「ごめんね、待たせて」
湯気の立つカップをテーブルに置き、テーブルを挟んだ正面に座る。
すぐに話をしてくれるかと思ったが、彼はなぜかぼんやりしていて黙ったままでいる。
「あの、才賀君?」
怪訝に思い声をかけると、遥人は「ごめん」と言い、それからようやく本題に入った。
「北桜さんと俺は……」