求婚蜜夜~エリート御曹司は滾る愛を注ぎたい~
奥の席に遥人を見つけた。
彼はネクタイを緩め、すっかり寛いでいた。隣に座る地方から出張で来ている同期と楽しそうに会話をしている。
(私も才賀君と話したいな……)
そんなことを考えながら眺めていると、ちょうど席を立ち入口に来ていた同期の美園亜実に声をかけられた。
「結衣、才賀君の隣空いてるよ」
「え? ……あ、うん」
少しどきっとしながら頷いた。
亜実は他意なく言ったと分かっているけど、気持ちを見透かされたようで動揺してしまったのだ。
(才賀君は何も言ってないよね?)
結衣が遥人の隣の空席に腰を下ろすと、遥人は嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「お疲れ、間に合って良かったな」
遥人は結衣が締切で忙しいと把握しているようだった。
アシスタントの事務処理なんて気にしていない建築士が多い中、遥人はそういう成績に直結しない業務も尊重してくれている。彼のそういうところが好ましい。
恋愛感情だけでなく、同僚として好きだし尊敬もしている。
彼はネクタイを緩め、すっかり寛いでいた。隣に座る地方から出張で来ている同期と楽しそうに会話をしている。
(私も才賀君と話したいな……)
そんなことを考えながら眺めていると、ちょうど席を立ち入口に来ていた同期の美園亜実に声をかけられた。
「結衣、才賀君の隣空いてるよ」
「え? ……あ、うん」
少しどきっとしながら頷いた。
亜実は他意なく言ったと分かっているけど、気持ちを見透かされたようで動揺してしまったのだ。
(才賀君は何も言ってないよね?)
結衣が遥人の隣の空席に腰を下ろすと、遥人は嬉しそうな笑顔を浮かべた。
「お疲れ、間に合って良かったな」
遥人は結衣が締切で忙しいと把握しているようだった。
アシスタントの事務処理なんて気にしていない建築士が多い中、遥人はそういう成績に直結しない業務も尊重してくれている。彼のそういうところが好ましい。
恋愛感情だけでなく、同僚として好きだし尊敬もしている。