仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。


すると、月輝の幹部の一人である銀波 楽(ぎんなみ がく)が私のそばにやってくる。

だけど、彼の前に名前は分からないけど幹部候補の子が彼を一発で仕留めた。

「……いってぇ…………」

一撃だったはずなのに、もう立てないらしい。そんな人がたくさんいる中で、立ってるのは総長と副総長、幹部と下っ端数名と白鳥花凛。

「……終わり?はえーなぁ」

「な訳ねーだろ?こっちには秘密兵器が居るんだから。」

秘密、兵器……?
秘密兵器ってなんなの?三間の笑みが怖い。

♪〜〜〜

沈黙が走っていたのに、誰かのスマホが少ない鳴りはじめた。こんな時にだれ……?

「悠介さん仕事早いなぁ…よし、みんな片付けるか。」

「そうだな。」

なんて仁くんと響くんが呑気に話している……だけどあちらは焦り顔が伺える。

この差は何なのだろうか……?
すると白鳥花凛と目が合う。彼女は、焦りなんてなくて堂々としているし…



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