仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。
するとまた、バイク音が聞こえてきた。
この音……知ってる。
だけど彼女は「終わりね、日向も陽愛ちゃんも」なんていっている。
「……くくっ…あっちのぶりっ子お姫さま
勘違いしてるよ〜〜陽愛ちゃん、今から俺たちのショーの始まりだよ?」
「………え?」
ショーの始まりってどういうことなのか知りたくて聞こうと思ったけど、倉庫の入り口に現れた複数の人達。
…そして、その先頭にいるのは、私の大好きな人。
「おまたせ、陽愛。みんな。」
「陽、おせーよ。早く片付けよう。」
「あちらの方は悠介さんから連絡あった終わったって」
ま、またみんなで話してる。戦わなくていいのかと思っているけど地味にこちらにくる輩をどんどん倒してるしかも綺麗に…一回で。