どんなきみもだいすき


 ―――……

 ――…

 ―…



 お互いの両親は、仲良く世間話をしている。

 奏多は大の兄と、落ち着いた良い雰囲気で話をしている。

 一方…みいと大は、男女が隣で歩くことに慣れていないのか…無言のまま。

 たまにチラっと目が合うと…頬を赤くして

 照れ笑いをしている。



 これから、この高校生活が…華やかで

 良い思い出を沢山作れることを

 心から願いながら―…

 皆、校門へと歩いて行た――…
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