Last note〜バタフライ編

ー「奇襲」ー

烏丸「やっぱりなぁー!」

青山「面倒臭い…非常に厄介だなぁ。」

CSSトップ2人してうなだれる様子に、
矢崎さんがケツを二人分叩いた。

矢崎「面倒臭がるなぁ!!//
おのれらぁ…必ずあの二人は、仕留めるんだよ!!?」

あげはも、不安そうに見ている。

烏丸「はっ!あげはちゃん?誤解せんとってや?!」

青山「そう!面倒臭い奴ってだけで!捕まえる気は俄然とあるから!ね!?//」

おっさん'sは、美少女の表情には敏感だ。
あげはは2人の様子にキョトンとしている。

クロハ「……僕が今、貴方達といる事で、儀式は行われるか分からない。
でも……あの二人なら必ず、見つけ出すはずだ。僕を……」

ーその時…外から殺気を感じた!

クロハ・烏丸「「伏せろ!!!」」

バリバリバリ!!!

2階の天井が突き破られた!!

青山「なんだ!?」

ドっー!!

クロハ「カハッ!?…ぅっ…」

落ちてきた木の屋根とホコリで目が開けられない。すると、若い男の声がした。

YATSUBI「儀式は行う……クロハ、おまえが必要なのだよ。」

あげは「クロハ…っ!!//」

クロハ「あげは…うぐっ!?」

クロロホルムを嗅がされたクロハは、YATSUBIの腕の中で眠ってしまい、

"jump"の特性によって、また、

連れ去られてしまった……。

烏丸「しまった!!」

矢崎「ゴホゴホっ!あげはちゃん…大丈夫だった?」

あげは「はい…。青山さん……は?」

血の匂いが、あげはを襲った。
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