Last note〜バタフライ編
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ツン………。


青山「……見つけた!」

ふと、青山が見上げた先に、

黒い物体が飛んでるのをみつけた。

青山「……黒い、蝶…?」

ハタハタと、飛んでいたが、
やがて灰のようになり、消えてしまった。

烏丸「なんや?そんなん見えへんで?」

青山「俺だけ?……まさか。」

辺りを見渡すと、ある廃ビルの窓から、

さっきのような黒い蝶が密集していた。

青山が気付くと、

それは幻のようにまた、
灰のようになって消えていった……。

青山「あそこだ!!」

烏丸「えっ!…おい!?」

走り出した青山に、ついていく3人。

わけも分からず、ただ、

青山の嗅覚を信じて走り続けた…。

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