Last note〜バタフライ編
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あげは「………っ。」

jump「いいぜー…なぁ、お嬢ちゃん。
男のコレ、見た事あるかい…?」

ベルトを外し、何かを目の前に出そうとしてきてあげははゾッとした。口のタオルを外され…

あげは「いやぁ!!」

抵抗してガブッとjumpの手に噛み付いた!

jump「痛ってぇ!!〜っっ何しやがんだ
!!クソガキっ!!」

痛みに逆上したjumpに、
パンっ!!!と、頬を叩かれた!

あげは「うっ…………!!?」

ドクンッ!!!

ズキッ…ズキズキズキズキ…!!!

張り手をかまされた瞬間、

急激な頭痛で意識が遠のきかけた……。

だが、あげはの脳裏に、ちらつく人影。

その瞬間に何かが、

目覚めた………。

"許サナイ…"

あげは「っっ!?///」ドクンッ!!!

"あげは ニ、触ルナ…!!"

ドクンッドクンッドクンッ!!!

脈打つ頭と、騒ぐ心臓の鼓動。

あげははカクンッと、意識を失った。

jump「まじ痛てぇ…その分、気持ちよくしてもらわねぇとなぁ。」

歯型をさすり、
意識を失ったあげはの俯いた顎をクイッと起き上がらせる。

だが……

jumpが耳にしたのは、

男のように低い、声だった。
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