Last note〜バタフライ編

あげは『気安く、触るんじゃねーよ。』

jump「ぁあんっ?!」ヒクヒクっ!

大人しかったあげはの、突然の乱暴な言葉にカチンときたjumpだったが、

ズガァンッ!!!!!

ドンッ…ヒュんっ!ガシャーン!!

jump「が……はぁっ!!?」
(な、なにが…起こった……?)


あげはの片脚が、上がっていた。

反対側の壁際まで蹴られ、地面に這いつくばったjumpは、倒れたまま視線だけ見上げると、

縛られていた縄を、あげはが
自力で引きちぎって立ち上がったのだ。

jump「なっ!?……おまえ、何者だ!?」


呼吸を整え、長い髪で顔が見えない程、
俯いていたあげはだったが……

あげは『何者……か。
あげはが蝶なら……僕は、、、』

jump「っっ!?///」ビクッ!


あげは『……死神、かもね?』


ニヤリと笑ったその表情は、

とてもあげはのモノとは思えなかった。


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