Last note〜バタフライ編
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3分後、あげはは目を覚ました。

あげは「……私、また…寝てたの?」

青山「クロハが起きたんだ。」

むくりと起き上がると、
頬を伝ってた涙のあとに気づき、それに触れた。

あげは「……目が覚めたとき、
私、とっても…寂しいって気持ちがあったの。」

青山「……。」

あげは「……クロハの、涙…?」

青山「うん、何故かとても…なにかに怯えてたんだ。」

あげは「……そっか。」

あげはは、両手でその涙を包んだ。

あげは「…大丈夫。私が…一緒にいるよ。」

青山「……あげはちゃん。」

あげは「………はっ!?//」

青山「うん?」

あげは「私…あの子を知らないのに、なんでこんな事言って…」

青山「自分のもうひとつの人格だから…かもな。俺も、あげはちゃんと一緒にいるよ。」

よしよし、と頭を撫でると、
あげはは微笑んだ。
そして、ぎゅっと抱きついてきた。

青山「う…?!///」

あげは「青山さんて……なんか、お父さんみたいっ。」

青山(はぁー!可愛いぃー!///)
「はは、俺もあげはちゃんみたいな娘がいたら、幸せだろな。」

そんな事をしていると、部屋にノックが鳴った。

矢崎「青山くーん?あげはちゃーん?」

烏丸「鍵閉めて何しとん!?///」

ドンドン!!烏丸は何を想像してんだかww

青山「悪い!クロハが出てきたんだ。」

ドアを開けると、2人がすごーく怪しむ目で見てきた。
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