エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
充分完璧だと思うけれど、本人にはあまり自覚がないのだろうか。

大病院の跡継ぎで、他の病院から引き抜きの話がくるほどの腕の持ち主で。

たくさんの人の命を救い、いつだって自信に満ち溢れていて。

「私にとって、透佳くんは完璧ですよ? 立派なお医者様です」

困った顔で答えると、私に唇を近づけながら、クスリと笑った。

「そういうことを言っているんじゃない。男としてエゴイスティックだって言ってるんだ」

そう言って、私の唇を激しくもてあそぶ。幾度も離れては重なって、横暴に押し付ける。

「もうどこにも行くな。彩葉は、俺のものだと言ってくれ」

「透っ……んぅ……」

そんなに強く唇を塞がれては、誓うこともできないじゃない。

どうやら口で言えというよりは、身体で答えろということらしい。

私のブラウスのボタンを外しながら、急かすように身を寄せる。

「待っ……透佳く……落ちついて……」

すべてのボタンを外し終えると、襟元をつかんで前を開く。

恥ずかしさに頬が赤く染まる。こんな明るい場所で。しかもリビングで。

帰ってきたそうそう。シャワーだって浴びていないのに。
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