エリート外科医の滴る愛妻欲~旦那様は今夜も愛を注ぎたい~
幾度か身体を重ねただけで、私の身体のほぼ全部を知り尽くした彼が、一番気持ちのいいやり方で私を昂らせてくれる。

「感情を『あいしてる』の五文字で表現することなんてできないだろ。だからこうして、わかりやすく伝えるんだよ。こうして……」

彼の手に力が加わる。思わず「ああっ……」と甘く悶える私。

全然つまみ食いじゃない。私を骨の髄までしゃぶりつくすつもりだ。

ブラウスは肩を外されたが両手首に絡みついたままで、まるで後ろ手に拘束されているようだ。

ブラは留め金が外れ、かろうじて正面が隠れている程度。スカートとショーツは腰までずり下がっている。

彼もシャツを脱ぎ捨て、逞しい筋肉を晒した。

ふたりしてあられのない姿で、本能のままに『あいしてる』を表現する。

「彩葉。つまみ食いじゃ済まなくなった。このまま、全部食べてもいい?」

「……ダメって言っても、食べるんですよね」

当然とでもいうように深く口づけて、私の身体を隠すあらゆるものを床へと投げ捨てていく。

丁寧な愛撫。大きく背中を逸らし、捧げるように身を突き出して、彼に訴えかけた。

私の熱い吐息は、これがいいと主張している。
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